滋賀県、食中毒防止に向けた夏期一斉食品監視を実施！

滋賀県健康医療福祉部生活衛生課食の安全推進室は、夏期の食中毒発生防止のため、令和7年7月1日～31日の期間、食品関係営業者等に対する一斉監視を実施します。

この監視は、県内6保健所、食肉衛生検査所、衛生科学センター、食品安全監視センターが連携して行います。

主な内容は、飲食店などの施設への立入検査、食品の試験検査、食品表示の確認です。特に、生食肉の十分な加熱調理や生食用食鳥肉の提供自粛を徹底するよう指導します。HACCPに基づいた衛生管理についても指導・助言を行います。

違反を発見した場合、営業停止や食品回収などの措置が取られます。令和6年度の実績では、1,311施設を監視指導し、205件の指導、104検体の検査を行い、3検体に違反が見つかりました。

県は、食品衛生に関する正しい知識の普及啓発にも力を入れており、「食の安全」ホームページで情報を提供しています。 夏場の食の安全確保に向けた滋賀県の取り組みは、県民の健康を守る上で重要な役割を果たしています。