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青森県における豚熱対策:野生イノシシへのワクチン散布から養豚農家の支援まで

青森県では、野生イノシシを介した豚熱の感染拡大を防ぐため、積極的な対策を実施しています。令和2年8月に県内で初めて野生イノシシでの豚熱感染が確認されて以降、検査頭数は増加し、令和7年度には22頭に上っています(累計155頭)。感染リスク低減のため、令和5年10月には「青森県豚熱経口ワクチン対策協議会」を設立し、野生イノシシへの経口ワクチンの散布を開始しました。令和5年度は6地点で120個、令和6年度は20地点で1600個のワクチン散布を計画しています。このワクチンはトウモロコシなどを材料としたビスケット状で、人への健康影響はありません。

県内の養豚農場では豚熱ワクチン接種が実施されており、移動制限区域の設定はありません。ただし、感染イノシシ発見地点から半径10km圏内に養豚農場がある場合は、飼養豚の異常の有無を確認しています。

さらに、家畜伝染病予防法に基づき、登録飼養衛生管理者の登録・認定農場の認定、知事認定獣医師の認定を開始し、豚熱ワクチンの適切な接種体制を整備しています。初回接種は令和3年に完了し、継続接種は1頭あたり310円の手数料が必要ですが、初回接種は免除されました。

豚熱は豚やイノシシの病気で、人には感染しません。豚熱ワクチン接種済みの豚の肉を食べても健康に影響はありません。 経口ワクチンを発見した場合は、触らずに青森県農林水産部畜産課衛生・安全グループ(TEL:017-734-9498)までご連絡ください。
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青森県が野生イノシシへの豚熱対策にこんなに力を入れてるんですね!経口ワクチンって、なんだか未来っぽい技術でワクワクします。トウモロコシビスケット型なんて、工夫も凝らされていて感心しました。豚熱が人畜共通感染症じゃないって改めて知れて安心しましたし、県民の皆さんも安心して暮らせるように頑張ってるんだなって、すごく好印象です!

そうだな、青森県の取り組みは先進的で素晴らしいと思うよ。特に、経口ワクチンを導入して、野生イノシシへの対策を積極的に進めている点は評価できるね。豚熱は豚やイノシシにしか感染しないとはいえ、養豚農家の方々にとっては大きな脅威だからね。県民の安全と、農家の皆さんの生活を守るための地道な努力が伝わってくるよ。 安心して美味しい青森の豚肉を食べられるのも、こうした取り組みのおかげなんだね。

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