誰もが安心して暮らせる街へ：登別市の「手話」推進施策

2025年6月施行の「手話に関する施策の推進に関する法律」を踏まえ、登別市は平成28年から「登別市ぬくもりある手話条例」に基づき、手話普及に力を入れています。

具体的な取り組みとして、市民向け初心者手話講習会を企業や団体、町内会などを対象に開催し、手話への理解促進を図っています。 また、聴覚などに障がいのある方との円滑なコミュニケーションを支援するため、手話サポーター養成講座を実施。さらに、日常生活や社会生活における意思疎通を支援するコミュニケーション支援事業として、手話通訳者の派遣も行っています。この事業は登別市在住者を対象に、利用者負担なしで提供されています。

これらの施策を通して、手話を使う人も安心して暮らせる、温かい地域社会の実現を目指しています。手話に興味のある方、講習会や通訳派遣の利用を希望する方は、保健福祉部障がい福祉グループ（TEL：85-3732）までお問い合わせください。 登別市は、手話を言語として尊重し、インクルーシブな社会づくりに積極的に取り組んでいます。