後期高齢者医療保険の高額介護合算療養費で医療費負担を軽減！申請方法と注意点も解説

高齢者の医療費と介護費の負担軽減策として、後期高齢者医療制度に「高額介護合算療養費」が導入されました。これは、医療保険と介護保険の自己負担額を合算し、年間の限度額を超えた分を支給する制度です。

支給対象期間は毎年8月1日から翌年7月31日まで。対象者は、後期高齢者医療保険加入者で、医療・介護両方の自己負担があり、年間の自己負担限度額（所得に応じて19万円～212万円）を超えた世帯です。限度額は所得に応じて異なり、現役並み所得者で最高212万円、住民税非課税世帯で最低19万円です。

申請は、北海道後期高齢者医療広域連合から送付される通知に基づいて行います。しかし、保険変更や転居などで通知が届かない場合は、自己負担額証明書を各保険者から取得し、自ら申請する必要があります。

申請に必要な書類は、被保険者の資格確認書、介護保険証、個人番号がわかるもの、通帳などです。支給額が500円以下の場合は支給されません。また、申請期間は基準日の翌日から2年間と期限があるので注意が必要です。


詳細については、北海道後期高齢者医療広域連合または各市町村の担当部署にお問い合わせください。 制度を活用して、医療費・介護費の負担を軽減しましょう。