令和7年5月26日、高知県知事公邸にて、県内各地の消防本部で活躍する若手消防職員6名（女性2名を含む）との意見交換会「濵田にお聞かせください」が開催されました。人口減少対策として「消防の広域化」を検討する高知県において、消防の仕事の魅力向上について、現場の声を直接聞きました。

意見交換では、「やりがい」や「課題」、「消防本部・署所の存続」、「高知の消防の魅力化」の3つのテーマを中心に活発な議論が展開されました。若手職員からは、SNSなどを活用し、日々の訓練や活動の楽しさ、チャレンジ精神あふれる姿を積極的に発信することで、若い世代や女性への広報効果を高められるという意見が出されました。

また、警防業務と総務業務の兼務や通信指令業務への対応、地域に密着した活動の現状なども報告され、現場のリアルな状況が共有されました。

高知県は、今回の意見交換で得られた若手職員の貴重な意見を踏まえ、市町村や消防本部と連携し、消防の広域化という課題に積極的に取り組む姿勢を示しました。 今後の議論の進展と、高知県消防の更なる魅力向上に期待が高まります。