巨大収穫！3メートルものトウモロコシから100トンもの牛のエサを作る秘密

新潟県にある畜産研究センターでは、牛の飼料となるサイレージ用コーン（トウモロコシ）の生産を行っています。約3メートルもの高さに成長したコーンを、専用の収穫機械で効率的に収穫しています。この機械は、刈取り、粉砕、成型を同時に行うことができ、収穫されたコーンはロールベールに成型されます。

その後、白いラップフィルムで密封することで、長期間保存可能なサイレージとして完成します。今シーズンは4ヘクタールの畑で栽培を行い、約100トンのサイレージを収穫する見込みです。1個のロールベールは約300キロと重量があり、収穫作業は1週間ほどかかります。

センターでは、牛の飼料となる高品質なサイレージの生産に日々取り組んでおり、その過程で用いられる最新の機械や技術は、効率的な生産と飼料の長期保存に大きく貢献しています。 この取り組みは、地域の畜産業を支える重要な役割を担っています。