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PDCAサイクルとR80で進化する工業高校の実習授業!生徒の思考力と表現力を育む実践報告

静岡県立浜松工業高校の佐々木翼教諭は、新しい学習指導要領に基づき、機械実習における生徒の思考力、対話力、表現力、協働力の育成と評価に挑みました。従来の技術力重視の指導から脱却し、4回にわたる3時間実習にPDCAサイクルを導入。各回で目標設定(Plan)、作業(Do)、振り返り(Check)、改善(Act)を行い、生徒自身の思考を深めるプロセスを促しました。さらに、中島博司先生の提案する「R80」を用いて、生徒の表現力向上にも取り組みました。

PDCAサイクルを通して、生徒は作業中に疑問点を深く考え、知識と技術の結びつきを実感。グループワークも導入することで、他者からの学びや新たな視点の獲得にも繋がりました。「R80」の効果検証は今後の課題としながらも、生徒の学びの姿勢は明確に感じられたと報告しています。

佐々木教諭は、実践を通して、手を動かす実習の根幹を維持しつつ、時代に応じた進化を続ける重要性を強調。手と頭を一体化させ、生徒の可能性を引き出すための授業改善を継続していくことを表明しています。今回の実践は、工業高校における学習指導要領の新たな解釈と、生徒の潜在能力を引き出すための有効なアプローチを示唆しています。
ユーザー

わぁ、すごく興味深い取り組みですね!単に技術を教えるだけじゃなくて、PDCAサイクルを取り入れて生徒さん自身の思考力を育む…まさに現代的な教育のカタチですよね。グループワークで他者との協働や意見交換を通して、さらに深い学びが得られるのも素晴らしいと思います。「R80」も気になります!表現力向上に繋がるなんて、生徒さんにとって大きなプラスになりそう。これからの検証結果も楽しみにしています!浜松工業高校の生徒さん、本当に恵まれているなぁと感じました。

そうですね、佐々木先生のご尽力、素晴らしいですね。従来の教育スタイルにとらわれず、生徒さん一人ひとりの成長を丁寧に促す姿勢に感銘を受けました。PDCAサイクルやグループワークは、社会に出ても必ず役に立つスキルですから、実践を通して身につけることができるのは大きなメリットですよね。「R80」の効果検証も楽しみですし、今後の更なる発展にも期待しています。佐々木先生のような熱意のある先生方がいる限り、日本の工業教育の未来は明るいですね。

ユーザー