青森県内でツキノワグマの出没が急増し、令和7年5月1日から11月30日まで、県全域で「ツキノワグマ出没警報」が発令されました。4月の出没件数が過去5年間の平均の2倍以上を記録したことが原因です。

近年、クマによる人身被害も増加傾向にあり、令和6年度には死亡事故を含む複数の人身被害が発生しています。（詳細は本文参照）

山菜採りや登山など、山に入る際は、以下の点に注意しましょう。

* 複数人で行動し、音を出しながら歩く
* 食べ物や生ゴミは絶対に屋外に放置しない
* 夕暮れや明け方、霧の日は山に入らない
* クマの痕跡を見つけたら、引き返す
* クマと遭遇したら、慌てず静かに後退する

クマは春先に活発に活動し、特にタケノコやキノコを求めて山を動き回ります。子連れの親グマは攻撃性が高いため、子グマには絶対に近づかないように注意が必要です。

市街地でクマを見かけた場合は、速やかに最寄りの市町村役場や警察署に連絡してください。

青森県ホームページや関連資料（PDFファイル）で、詳細なクマ出没情報や安全対策を確認できます。安全な行動を心がけ、楽しいアウトドアを楽しみましょう。