埼玉県、循環型経済推進に向けた補助金事業の採択企業を発表！革新的技術で環境と経済の両立を目指す

埼玉県は、資源循環と地域経済活性化を目指すサーキュラーエコノミーの推進のため、「サーキュラーデザインリーディングモデル構築支援補助金」と「食のサーキュラーエコノミー技術導入支援補助金」の採択事業者を決定しました。

「サーキュラーデザインリーディングモデル構築支援補助金」では、EVバッテリーの再利用システム開発や、製紙工場の汚泥を再利用した新商品開発など、4件の革新的な事業が採択されました。補助金の上限は2,000万円で、補助率は3分の2以内です。

一方、「食のサーキュラーエコノミー技術導入支援補助金」では、食品廃棄物を使ったバイオマス樹脂開発や、クラフトビール工場排水からのバイオガス発電、廃棄予定のイチゴのアップサイクルなど、5件の事業が採択されました。こちらも補助金の上限は2,000万円で、補助率は3分の2以内（小規模企業は4分の3以内）です。

いずれの補助金も、令和7年4月4日から5月14日までの募集期間で、県内企業を対象としています。これらの事業を通して、埼玉県は環境保全と経済発展の両立を目指す、循環型社会の実現に大きく前進する予定です。詳細については、埼玉県ホームページをご覧ください。