あなたの医療費、賢く使えてますか？国保財政を守るための5つのヒント

国民健康保険（国保）は、皆さまの保険料などで運営されていますが、高齢化や医療の高度化により、一人当たりの医療費が増加し、財政が圧迫されています。
安心して医療を受け続けるため、医療費の適正化にご協力ください。

大切な医療費を賢く活用するために、以下の5つの点を意識し、健康維持に取り組みましょう。

1. **特定健診を定期的に受診しましょう。**
年に一度の健診で健康状態を把握し、生活習慣病の早期発見・予防に努めましょう。奈良市では40歳以上の方に「けんしんパスポート」を送付しています。

2. **重複受診（はしご受診）を控えましょう。**
医療機関を転々とするのは、医療費の増加や体に悪影響を及ぼす可能性があります。

3. **かかりつけ医・かかりつけ薬局を持ちましょう。**
日頃から信頼関係を築くことで、体質などを把握した的確なアドバイスや、薬の重複・飲み合わせの確認ができます。

4. **「お薬手帳」を活用しましょう。**
複数の医療機関にかかる場合でも、お薬手帳で薬歴を把握し、重複服薬や多剤服薬（ポリファーマシー）を防ぎましょう。

5. **ジェネリック医薬品の利用をご検討ください。**
費用が安価なジェネリック医薬品に替えることで、自己負担額の軽減や国保財政の抑制につながります。医師や薬剤師にご相談ください。