大分県食育推進会議：未来へ繋がる食育の取り組みと課題

令和7年7月9日、大分県水産会館にて第1回大分県食育推進会議が開催されました。会議には委員15名、事務局10名が出席し、公開形式で行われましたが、傍聴者は0名でした。

主な議題は、第4期大分県食育推進計画の進捗状況、令和7年度の食育推進事業、そして今後の計画となる第5期大分県食育推進計画についての検討でした。

会議では、事務局からの説明の後、活発な意見交換が行われました。委員からは、生涯を通じた食育の重要性、生産現場の体験学習の必要性、県産食材の消費促進、郷土料理の継承など、多岐にわたる意見が出されました。

特に、家庭での食事に県産食材を取り入れるための具体的な施策や、郷土料理を歴史的背景と共に次世代へ伝える方法などについて、具体的な方策の検討が求められています。

会議資料として、第4期計画の数値目標と実績、令和6・7年度の食育関連事業、令和7年度の次世代へつなぐ食育推進事業、そして第5期計画案などが公開されています。これらの資料は、大分県庁ホームページからダウンロード可能です。 会議の内容から、大分県が食育推進に力を入れており、未来の世代のための食文化の継承と発展に真剣に取り組んでいる様子が伺えます。