【2024年新潟県経済】物価高でも持ち直し！企業の収益改善と個人消費の動向を徹底解説

2024年の新潟県経済は、原材料価格高騰の影響を受けつつも、持ち直しの動きが見られました。

企業の収益は、価格転嫁が進んだことなどから改善。一方、倒産件数は増加しましたが、大型倒産の減少により負債総額は減りました。

個人消費では、百貨店・スーパーの販売額が増加。気温高の影響でソフトドリンクや冷房器具の販売も好調でした。しかし、家電大型専門店や乗用車の販売は低調でした。

物価は、電気・ガス代補助の縮小や米価上昇などにより、生鮮食品を除く総合指数は年間を通して上昇しました。

住宅投資は低調でしたが、設備投資は製造業・非製造業ともに前年度を上回り回復。生産は、能登半島地震の影響で年初は落ち込みましたが、年後半には下げ止まりました。

雇用面では、賃上げの動きがある中で、有効求職者数・有効求人数ともに前年を下回りました。