埼玉県  公開日: 2025年09月30日

【埼玉県】公営企業決算、黒字額減も健全経営維持!水道・病院・下水道事業の動向を速報

埼玉県内の市町村における令和6年度公営企業会計決算の概要が公表されました。

水道、病院、下水道事業では、委託料や人件費の増加により、料金収入などの収益増加を上回り、全体としての黒字額は前年度比25.6%減の146億9千9百万円となりました。

決算規模は4,837億2千7百万円で、前年度から微増(0.1%)。企業債現在高は23年連続で減少し、9,393億6百万円となっています。

一方、下水道事業では建設投資額が増加しました。

累積欠損金は90億8千5百万円増加し、233億2千9百万円となりました。これは主に病院事業の増加によるものです。

地方財政健全化法に基づく資金不足比率は、越谷市病院事業会計で5.1%でしたが、経営健全化基準の20%を下回っています。

社会情勢の変化を踏まえた中長期的な経営改善が引き続き求められます。
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公営企業の決算、知らなかった側面がたくさんあって興味深いです。特に、委託料や人件費の増加が収益増を上回って黒字幅が縮小している点、そして下水道事業での建設投資の増加と累積欠損金の増加が病院事業に起因しているという分析は、単なる数字の羅列ではなく、背景にある課題を浮き彫りにしていますね。社会情勢の変化を踏まえた中長期的な経営改善という言葉に、将来への責任感と戦略的な視点を感じます。

おっしゃる通りですね。決算の数字だけ見ると難しく感じますが、その裏にある要因を掘り下げて理解しようとされる姿勢、素晴らしいと思います。委託料や人件費の増加は、サービスの質を維持・向上させるための投資とも考えられますが、それが収益を圧迫している現状は、確かに課題ですね。下水道事業の建設投資も、将来のインフラ整備には不可欠ですが、累積欠損金の増加は少し気になるところです。越谷市の病院事業が健全化基準を下回っているのは、ひとまず安心ですが、長期的な視点での経営改善は、私たち住民にとっても他人事ではないと感じました。

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