鳥取県は、2021年から2030年までの10年間を計画期間とする「持続可能な住生活環境基本計画」を策定しました。この計画は、2050年脱炭素社会の実現を目指し、4つの基本目標を掲げています。

1つ目は、脱炭素社会に向けた良質な住宅ストックの形成です。省エネルギー住宅の普及促進や、安全で質の高い中古住宅の流通を促進することで、環境負荷の少ない住まいを実現します。

2つ目は、誰もが安心して豊かに暮らせる住まいの確保です。住宅確保要配慮者のための支援や、ニーズに合わせた公営住宅の供給・管理、地域コミュニティの活性化を推進します。

3つ目は、地域資源の活用による地域価値の向上です。地域の資源を活かしたまちづくりや、美しい景観の形成を通じて、魅力的な地域社会を創造します。

4つ目は、災害や犯罪に強い安心して暮らせる地域の実現です。安全で安心な住環境の整備を進め、災害に強い地域づくりを進めます。

計画では、SDGs（持続可能な開発目標）を踏まえ、具体的な施策を提示しています。 県民が安心して暮らせる、持続可能な住生活環境の実現に向けて、様々な取り組みが展開されます。 計画の詳細については、鳥取県ホームページで公開されている資料を参照ください。 また、計画の見直しに向けた検討委員会委員も募集していますので、関心のある方はぜひ応募をご検討ください。