岩手県立大船渡病院、ドクターカー運用範囲を拡大！釜石・大槌地域も救急医療体制強化

岩手県立大船渡病院は、令和7年9月16日(火)から、ドクターカーの運用範囲を釜石市と大槌町に拡大します。これにより、大船渡市、住田町、陸前高田市に続いて、気仙地区全域と釜石・大槌地域をカバーする広域的な救急医療体制が構築されます。

ドクターカーは、救急車と同時に現場へ急行し、病院到着前から医師と看護師が診療を開始する緊急車両です。搬送機能を持たないラピッド・ドクターカーで、必要な医療機器を搭載しています。運用時間は月～金曜日（祝日除く）の9時～17時です。

ドクターカーは、119番通報を受けた消防本部からの要請に基づき出動します。市民が直接要請することはできません。診察・処置にかかる費用は保険診療の範囲内です。ドクターカーと救急車はあらかじめ決められた場所で合流し、救急車内で診療が行われます。

ドクターカーの緊急走行には、市民の理解と協力が求められます。詳細な問い合わせは、岩手県立大船渡病院（0192-26-1111）まで。