秩父地域の防災力強化に向けた医療連携研修会に参加しました！

8月27日、ちちぶ地域医療介護連携研修会（災害時対応研修）に参加しました。この研修会は、秩父地域の医療・介護関係者が集う貴重な機会であり、顔の見える関係構築にも役立っています。

今回は、災害時小児周産期リエゾンである黒沢大樹先生を講師に迎え、「災害時対応」をテーマに80名以上が参加しました。研修では、秩父地域は自然災害に対して比較的強いものの、医療体制面では課題があることが指摘されました。

特に、平時の医療提供体制の正確な把握が、災害時の適切な応援要請や受け入れ判断に重要であると強調されました。「受援力」の強化も、災害時における現場混乱の抑制に有効とのことです。

研修では、災害対応におけるCSCATTT（コマンド、コントロール、コミュニケーション、サーチ、トリアージ、トリートメント、トランスポート）の重要性も学びました。参加者からは、情報特化訓練や職場での知見共有といった前向きな意見が多く聞かれ、現場の実務改善や連携強化への意欲を感じました。

今回の研修で得られた知見を活かし、秩父地域の医療・防災力の向上に努めてまいります。