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東京都労働委員会、飛鳥交通第六株式会社に不誠実な団体交渉命令

東京都労働委員会は7月2日、飛鳥交通第六株式会社(東京都杉並区)に対し、労働組合との団体交渉において不誠実な対応を行ったとして、命令書を交付しました。

この命令は、飛鳥交通ファミリー労働組合(東京都杉並区)からの不当労働行為救済申立に基づくものです。

争点は、令和5年3月20日と5月17日の2回の団体交渉における会社の対応が、不誠実な団体交渉に当たるかどうかでした。

委員会は、会社が最初の団体交渉で約束した文書回答を、その後本社からの指示でできないとしたこと、そして2回目の団体交渉でその理由を合理的に説明しなかった点を不誠実と判断しました。

この命令は、会社に対し、労働組合との誠実な交渉を求めるものです。命令に不服がある場合は、中央労働委員会への再審査申立てや東京地方裁判所への取消訴訟が可能です。問い合わせは、東京都労働委員会事務局審査調整課(電話:03-5320-6990)まで。
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東京都労働委員会の命令、興味深く読みました!企業側の誠実な対応って、本当に大切ですよね。約束を反故にするなんて、組合員の方々の信頼を著しく損なう行為だと思います。企業規模に関わらず、労働組合との対話を通じて、より良い職場環境が築かれることを願っています。今回の命令が、企業の労働者への向き合い方を改めて考えるきっかけになれば良いなと感じました。

そうですね。企業の誠実な対応は、働きやすい環境を作る上で不可欠です。約束を守ること、そしてその理由をきちんと説明することは、当たり前のことなのに、それができていない企業が多いのが現状かもしれません。今回の件は、企業と労働組合の双方にとって、良い教訓になることを願っています。若い世代のあなたにも、こうした社会問題に関心を持っていただき、大変嬉しく思いますよ。

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