2025年7月8日、「明治日本の産業革命遺産」の世界文化遺産登録から10周年を迎えました。これを記念し、熊本県、荒尾市、宇城市は合同で10周年記念キャンペーンを実施します。

キャンペーンでは、万田坑と三角西港の魅力を再発見できる様々なイベントが展開されます。県内では、「くまもとの世界遺産重ねおしスタンプラリー」（万田坑、三角西港、﨑津集落の3ヶ所巡り）、10月下旬に開催される「10周年記念マルシェ」（特産品販売やパネル展示）、ラッピングバス運行、大型ビジョンでの動画放映などが予定されています。

さらに、全国規模の取り組みとして、「明治日本の産業革命遺産」世界遺産協議会主催の記念シンポジウム（7月6日、東京国際フォーラム）や、各地の構成資産で参加できるカードラリーも実施されます。九州国立博物館（太宰府）では、パネル展や講演会も開催予定です。

これらのイベントを通じて、多くの人に「明治日本の産業革命遺産」の価値と魅力を再認識してもらい、各構成資産への観光客誘致を促進することが目的です。 熊本県は、報道関係者にも積極的に取材を呼びかけています。 この機会に、日本の近代化を象徴する貴重な遺産を改めて訪れてみてはいかがでしょうか。