総務省が提供する住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数調査、および住民基本台帳人口移動報告は、日本の詳細な人口情報を把握するための重要なデータソースです。

前者は、毎年1月1日時点の人口、世帯数、人口動態（出生・死亡など）を市町村別に提供し、年齢5歳階級別人口も公開しています。Excel形式で、令和6年（2024年）のデータも既に公開されています。データは、総数、日本人、外国人の内訳で提供され、過去数年にわたる時系列データも閲覧可能です。

後者は、住民基本台帳への届け出に基づき、毎月の人口移動状況（道内・道外間の転入・転出者数）を把握します。四半期ごとに集計されたデータが公開されており、こちらもExcel形式で、過去から現在までのデータが利用可能です。

これらのデータは、政府統計の総合窓口（e-Stat）から無料でダウンロードでき、CC-BYライセンスの下で二次利用も可能です。ただし、利用の際には出所明示が必要です。 人口動態や移動状況を分析する研究者や行政機関にとって貴重な資料となるだけでなく、企業の市場調査や地域活性化のための戦略策定にも役立つでしょう。 e-Statで最新のデータを確認し、日本の社会構造の変化を分析してみてはいかがでしょうか。