沖縄県では、経済的に困難な世帯の私立高校生の教育費負担を軽減するため、返済不要の高等学校等奨学のための給付金制度を設けています。令和7年度（2025年度）の給付金は、7月1日時点（秋入学者は入学日）で以下の要件を満たす生徒が対象です。

* 私立高校に在学していること
* 保護者が沖縄県内に住所を有していること
* 生徒が高等学校等就学支援金または学び直し支援金の受給資格者であること
* 基準日において生活保護を受けているか、保護者全員の道府県民税・市町村民税所得割が非課税であること（災害等による急変世帯は例外あり）

給付金額は、高校の種類（全日制、通信制、専攻科）と世帯状況（生活保護受給世帯、非課税世帯など）によって異なります。生活保護受給世帯の全日制は52,600円、非課税世帯の全日制は152,000円など、幅があります。専攻科は条件によって金額が異なります。


申請には必要な書類が異なり、在学する高校が県内か県外かで手続きが異なります。県内高校の場合は学校を通して、県外高校の場合は沖縄県総務部総務私学課に令和7年9月30日までに申請が必要です。家計急変の場合は令和8年1月30日まで随時提出可能です。

申請方法や必要書類、給付金額の詳細については、沖縄県総務部総務私学課（098-866-2074）または関連資料（PDF）をご確認ください。 休学中の生徒は原則対象外ですが、やむを得ない理由による短期間の休学は例外となります。保護者の課税情報が確認できない場合は対象外です。


この給付金制度を活用して、経済的な不安なく高校生活を送れるよう、ぜひ詳細をご確認ください。