宮崎県福祉保健部は、戦争体験者の高齢化による記憶の風化を防ぐため、令和7年7月8日と9日に県内61校で「平和の語り部講話」を実施します。戦争体験者らが、子どもたちに直接戦争体験を語り継ぎ、平和の尊さを考える機会を提供するものです。

この取り組みは平成27年度から継続されており、今年は延岡市立北浦中学校、都城市立有水中学校、都城市立夏尾中学校、えびの市立真幸中学校など、多くの学校で講話が予定されています。 各学校の連絡先も公開されており、取材を希望する場合は事前に連絡が必要です。

講話の内容は、戦争体験者それぞれの体験に基づいた貴重な証言となるでしょう。 子どもたちに直接語りかけることで、教科書だけでは得られないリアルな戦争の悲惨さや平和の大切さを理解させ、未来への平和への意識を高めることを目指しています。

高齢化する戦争体験者の証言を、次世代へと繋げる重要なプロジェクトです。 この機会を通じて、平和の尊さを改めて考えるきっかけとなることを期待しています。 お問い合わせは、宮崎県福祉保健部指導監査・援護課までお願いいたします。