知多市で始まる！低炭素水素モデルタウン事業～環境省採択の革新的取り組み～

愛知県は、全国最多34箇所の水素ステーションを活用し、知多市をモデルに低炭素水素の社会実装を目指す実証事業を開始します。この事業は環境省の採択を受け、17の企業・団体が連携。既存のLPG配送網や新型水素容器を用いて、公共施設や住宅など幅広い分野へ低炭素水素を低コストで供給する仕組みを構築します。

実証内容は、太陽光発電などによる低炭素水素の製造、高圧水素容器による効率的な輸送、燃料電池車や家庭用機器など様々な分野での水素利用など多岐に渡ります。 将来的には海外からの水素供給拠点との連携も視野に入れ、水素供給コストの低減と水素ステーションの自立化を目指します。 愛知県の2030年度CO2削減目標達成に向け、街中での水素利用を促進する重要な取り組みです。事業期間は2029年度までを予定しています。