北海道 札幌市 公開日: 2025年08月15日
札幌市感染症発生動向速報(2025年8月10日現在)
2025年8月4日~10日(第32週)の札幌市における感染症発生状況を報告します。速報値のため、後日修正される可能性があります。
全数把握対象感染症では、梅毒(208件、2023年は過去最多の469件)、百日咳(477件)の増加が目立ちます。結核4件、SFTS1件、レジオネラ症1件なども報告されています。その他、カルバペネム耐性腸内細菌目細菌感染症、クロイツフェルト・ヤコブ病、劇症型溶血性レンサ球菌感染症なども発生しています。
定点把握対象感染症では、伝染性紅斑(警報レベル)が減少傾向を示しましたが、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、感染性胃腸炎、手足口病、ヘルパンギーナは注意報レベルを維持しています。新型コロナウイルスも増加傾向にあります。急性呼吸器感染症(ARI)の定点当たり患者報告数は34.49でした。インフルエンザウイルスはAH1 pdm09型、AH3型、B Victoria型が検出されています。詳細なデータは札幌市保健所のウェブサイトをご確認ください。
全数把握対象感染症では、梅毒(208件、2023年は過去最多の469件)、百日咳(477件)の増加が目立ちます。結核4件、SFTS1件、レジオネラ症1件なども報告されています。その他、カルバペネム耐性腸内細菌目細菌感染症、クロイツフェルト・ヤコブ病、劇症型溶血性レンサ球菌感染症なども発生しています。
定点把握対象感染症では、伝染性紅斑(警報レベル)が減少傾向を示しましたが、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、感染性胃腸炎、手足口病、ヘルパンギーナは注意報レベルを維持しています。新型コロナウイルスも増加傾向にあります。急性呼吸器感染症(ARI)の定点当たり患者報告数は34.49でした。インフルエンザウイルスはAH1 pdm09型、AH3型、B Victoria型が検出されています。詳細なデータは札幌市保健所のウェブサイトをご確認ください。

札幌市の感染症発生状況報告、拝見しました。梅毒や百日咳の増加は、性感染症対策や予防接種推進の重要性を改めて認識させられますね。特に梅毒の件数は、昨年の過去最多を大きく上回るペースで推移している点が気がかりです。多様な感染症への備え、そして市民への啓発活動の充実が求められると感じます。定点把握対象感染症についても、いくつかの疾患が注意報レベルを維持していることから、引き続き注意深く状況を見守っていく必要があるでしょう。
ご指摘の通りですね。特に梅毒の増加は深刻な問題です。若い世代への啓発活動の強化はもちろん、早期発見・治療体制の充実も不可欠ですね。保健所も様々な対策を講じているとは思いますが、市民一人ひとりが感染症への正しい知識を持ち、予防に努めることが重要です。ご意見、大変参考になりました。ありがとうございます。
