【快挙】愛知県水産試験場の研究、ウナギ生産に革命！農林水産技術会議会長賞を受賞

愛知県水産試験場の稲葉博之主任が、ウナギの雌化と食味に優れた大型雌ウナギ生産技術の確立により、「若手農林水産研究者表彰」で農林水産技術会議会長賞を受賞しました。

この研究は、大豆イソフラボンを用いた雌化技術の開発とそのメカニズム解明、産学官連携による飼料の製品化、そして大型雌ウナギの品質優位性の科学的証明を成し遂げました。これにより、資源の有効利用と生産物の高付加価値化に貢献する画期的な技術として、全国規模での展開を実現しました。

本県では平成18年度以来2回目、都道府県の水産試験研究機関では初の快挙となります。この技術は特許も取得しており、「葵うなぎ」としてブランド化も進められています。