千葉県 流山市  公開日: 2025年10月30日

【2025年4月施行】育児・介護休業法改正!働き方・休業取得の「新常識」とは?

2025年4月1日から、育児・介護休業法が段階的に改正されます。

主な変更点は以下の通りです。

**【子の看護休暇】**
* 対象となる子の範囲が小学校3年生終了まで拡大。
* 取得事由に「感染症による学級閉鎖」や「入園・卒園式」などが追加。
* 週2日以下勤務、継続雇用6ヶ月未満の労働者に対する休暇取得の除外規定が廃止。

**【所定外労働の制限(残業免除)】**
* 請求可能となる労働者の範囲が「小学校就学前の子を養育する労働者」に拡大。

**【短時間勤務制度の代替措置】**
* テレワークが代替措置の選択肢に追加。

**【育児休業取得状況の公表義務】**
* 公表対象企業が従業員数300人超の企業に拡大。

**【介護休暇】**
* 週2日以下勤務、継続雇用6ヶ月未満の労働者に対する休暇取得の除外規定が廃止。

**【介護離職防止】**
* 雇用環境整備(研修、相談体制、事例収集・提供、方針周知)が義務化。
* 介護に直面した労働者への個別の周知・意向確認、および40歳頃からの情報提供が義務化。

**【柔軟な働き方の実現】**
* 3歳から小学校就学前の子を養育する労働者に対し、事業主は「始業時刻変更」「テレワーク」「保育施設設置」「養育両立支援休暇」「短時間勤務」の中から2つ以上の措置を選択・実施。
* 3歳未満の子を養育する労働者には、子の3歳になるまでの期間に、柔軟な働き方に関する個別周知・意向確認が義務化。
* 妊娠・出産時や子の3歳になる前には、勤務時間帯、勤務地、両立支援制度利用期間、就業条件などについて、労働者の意向を個別に聴取し、配慮することが義務化。

これらの改正により、仕事と育児・介護の両立がよりしやすくなることが期待されます。
ユーザー

今回の育児・介護休業法の改正、すごく大きな変化ですよね。特に子の看護休暇の対象が小学校3年生まで広がるのは、働く親御さんにとって心強い限りです。学級閉鎖はもちろん、入園・卒園式のようなイベントも理由に含まれるようになったことで、より柔軟に休みを取りやすくなるのは素晴らしいと思います。テレワークが代替措置の選択肢に入ったのも、多様な働き方を後押しする流れで、知的な印象を受けました。

そうですね、法改正で色々なことが変わるんですね。特に看護休暇の対象が広がるのは、子育て世代の方々にとっては本当に助かることでしょう。学級閉鎖なんて、いつあるか分からないし、そういう時に気兼ねなく休めるようになるのはありがたいですよね。テレワークが選択肢に入ったのも、時代の流れに合っているというか、働きながら子育てをする上で、移動時間などが省けるのは大きいでしょうね。

ユーザー