埼玉県令和6年度決算：過去3番目の規模で474億円黒字！県税収入は過去最高を更新

埼玉県は令和6年度決算を発表しました。一般会計は歳入総額2兆2,842億円、歳出総額2兆2,333億円、実質収支は474億円の黒字となりました。これは過去3番目の規模で、前年度と比較して歳入は3.4％増、歳出は3.1％増となっています。

県税収入は8,844億円と前年度比5％以上増加し、過去最高を更新しました。特に法人二税は製造業の好調により増収、地方消費税は物価上昇による消費単価増加が要因です。一方、新型コロナウイルス感染症対策関連の国庫支出金は減少しました。

歳出では、新型コロナ対策関連事業費の減少が目立ちましたが、教育費や諸支出金が増加しました。県債残高は全体、そして県がコントロールできる県債残高も減少傾向にあります。

特別会計は歳入総額1兆2,294億円、歳出総額1兆2,234億円、実質収支は58億円の黒字でした。

健全化判断比率等では、実質赤字比率、連結実質赤字比率は黒字を維持。実質公債費比率は11.0％、将来負担比率は146.9％となっています。経常収支比率は94.7％でした。詳細については、添付のPDFファイルをご確認ください。


問い合わせ先は、決算全般：会計管理課（048-830-5735）、県税：税務課（048-830-2653）、県債・健全化判断比率等：財政課（048-830-2166）です。