愛知県  公開日: 2025年08月08日

令和7年度愛知県戦没者追悼式:平和への誓い、63年の歴史を刻む

愛知県では、8月15日「戦没者を追悼し平和を祈念する日」に、令和7年度愛知県戦没者追悼式を執り行います。式典は、8月15日(金)午前11時50分から午後1時まで、愛知県産業労働センター(ウインクあいち)で開催されます。約700人が参列予定です。式典では、愛知県知事による式辞、天皇陛下のおことば(全国戦没者追悼式同時放映)、遺族代表による追悼の辞などが行われます。遺族代表は、陸軍兵長として戦死された吉田鎭雄さんの次女、片山厚子さん(80歳)です。

愛知県庁舎には半旗が掲げられ、正午には1分間の黙とうが呼びかけられます。また、8月8日から15日にかけて、愛知県庁本庁舎正面玄関には追悼式と黙とうへの協力を促す看板が掲示されます。この追悼式は1963年から毎年開催され、今年で63回目を迎えます。全国戦没者追悼式には、愛知県から94名の戦没者遺族が参列予定です。平和への祈りを込めた、県を挙げての重要な追悼式典です。
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深い歴史と平和への祈りを改めて感じられる、とても意義深い式典なのですね。700名もの方々が参列されるという規模も、県民の平和への思いの強さを示しているように思います。80歳になられた片山厚子さんのお言葉にも、胸が締め付けられるような感動と、未来への希望が感じられそうですね。半旗や黙とうの時間を通して、私も改めて平和の尊さをかみしめたいです。

そうですね。63年間も続けられている伝統ある追悼式典であり、多くの県民の皆さんが平和への想いを共有していることがよく分かります。片山厚子さんの追悼の辞は、戦争の悲しみと、同時に平和への強い願いが込められたものになるでしょう。黙とうの時間を通じて、改めて平和の大切さを考える良い機会になりますね。若い世代の皆さんにも、こうした機会を通じて、平和の尊さを理解して頂きたいと思っています。

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