命の重みを胸に刻む４日間：越前市で開催された「生命のメッセージ展」

令和7年10月10日から13日までの4日間、越前市文化センター小ホールで「生命のメッセージ展」が開催されました。

この展示会は、交通事故による犠牲者をなくす社会を目指すもので、2020年から株式会社アイシン福井が主催し、昨年からは越前市も共同開催しています。今年で6回目の開催となりました。

会場には、交通事故で亡くなった方々の等身大パネル30体が展示され、それぞれの胸元には写真と家族からのメッセージが添えられていました。来場者は、これらの「メッセンジャー」の”声なきことば”を通して、命の大切さを訴えかけられました。

4日間で1,022名が来場し、涙を流して感銘を受ける方の姿も見られました。来場者は、生命の尊厳、安全運転の意識、交通ルール遵守の重要性を改めて認識する機会を得ました。

越前市は今後も、事業所や各種団体と連携し、交通安全の啓発活動を継続していく方針です。