認知症との向き合い方、劇的に変わる！「新しい認知症観」で希望ある暮らしへ

2024年1月に施行された「認知症基本法」に基づき、認知症施策推進基本計画で「新しい認知症観」が示されました。

これは、認知症になっても「何もできなくなる」のではなく、一人ひとりが「できること」「やりたいこと」を持ち、住み慣れた地域で仲間と繋がりながら、自分らしく希望を持って暮らせるという考え方です。

「古い認知症観」では、認知症を他人事と捉え、本人の能力を過小評価しがちでした。一方、「新しい認知症観」では、認知症の人を尊厳ある個人として尊重し、その経験や工夫を活かし、地域の一員として共に支え合って生きることを重視します。

「古い認知症観」と「新しい認知症観」の対比が示されており、例えば「他人ごと」から「わがごと・お互いさま」へ、「何もできなくなる」から「できることが豊富にある」へと、捉え方が変化しています。

この新しい認知症観は、認知症の人自身が主体的に決断し、オープンに自分らしく生きることを応援するものです。