宇都宮市、児童虐待防止へ！新たな児童相談所の設立に向けた取り組み

宇都宮市は、児童虐待防止と子どもたちのより迅速な支援を目的として、独自に児童相談所の設置を進めています。令和5年4月にはこども家庭センターを開設し、母子保健と児童福祉の一体的支援体制を強化してきましたが、更なる対策として児童相談所の設置を決定。

令和6年5月には「宇都宮市児童相談所の設置に係る基本方針」を策定し、「全ての子どもの権利を尊重し、地域社会が一体となって子どもを守り・育てる」ことを基本理念に掲げています。現在、建設予定地（国立病院機構栃木医療センター内）や複合機能、組織体制、人材育成など詳細な検討を進めており、令和8年2月末を目途に「基本計画」の策定を目指しています。

既に近隣住民向けの説明会も開催し、建設予定地や土地利用の方向性などを説明。また、専門家による「宇都宮市児童相談所設置に関する検討懇談会」も設置し、専門的な意見も取り入れています。 この取り組みは、子どもたちの安全と福祉を守るため、地域全体で連携して進められています。 より詳細な情報や資料は、宇都宮市子ども部子ども政策課児童相談所設置準備室までお問い合わせください。