【最新情報】エムポックスとは？感染経路・症状・受診時の注意点を分かりやすく解説

エムポックスは、ウイルスによる感染症で、発熱、発疹、リンパ節の腫れなどの症状が特徴です。多くは数週間で自然治癒します。

2023年以降、コンゴ民主共和国で重症度の高いクレード1による感染が急増し、WHOは公衆衛生上の緊急事態を宣言しましたが、2025年9月5日に終了が発表されました。

感染は、感染者や動物の病変・体液・血液への接触（性的接触を含む）、長時間の飛沫への曝露、汚染された寝具等への接触で起こります。

顔、口、手足、肛門、性器、臀部などに発疹や水ぶくれがないか注意し、発熱や頭痛などの症状にも留意が必要です。水ぼうそうなど他の発疹性疾患との区別が難しい場合もあります。

疑わしい症状がある場合は、マスク着用や発疹部分を覆うなどの対策をして、最寄りの医療機関に相談してください。