近畿地方は6月27日頃に梅雨明けしたと発表され、例年より早い梅雨明けのため、長期間の暑さが予想されます。暑さに慣れていないこの時期は、熱中症のリスクが非常に高まり、死亡例も増加傾向にあります。

熱中症予防のためには、以下の対策が重要です。まず、室温28度以下を目安にエアコンを積極的に活用しましょう。温度計で室温を確認し、適切な温度管理を心がけてください。

また、のどが渇いていなくてもこまめな水分補給を心がけ、大量に汗をかいた際には塩分補給も忘れずに行いましょう。涼しい服装や日傘、保冷剤などを活用し、特に首筋や脇の下を冷やすことで、体の冷却効果を高めることができます。

高齢者など熱中症リスクの高い方には、周囲の皆さんが声かけやサポートをすることが大切です。

熱中症の症状が出た場合は、すぐに涼しい場所へ移動し、体を冷やし、水分と塩分を補給しましょう。意識障害や脱水症状がある場合は、すぐに救急車を呼びましょう。

大阪府地域保健課ホームページ「こわいんやで熱中症！！」や大阪府監察医事務所ホームページで詳細な情報を確認できます。早めの予防と適切な対応で、熱中症から身を守りましょう。