千葉県  公開日: 2025年08月07日

千葉県営水道、令和6年度決算見込み:上水道事業減益、今後の料金改定も視野に

千葉県営水道は、令和6年度決算見込みを発表しました。上水道事業は、給水収益増加にも関わらず、減価償却費増加などにより純利益が前年度比17.1%減の48億円に減少。老朽化対策などによる建設事業費増加も重なり、資金残高も減少しました。令和8年度以降は赤字転落も懸念され、水道料金のあり方について検討を進めています。

一方、工業用水道事業は純利益が11.0%増の12億円と増益。施設更新・耐震化事業への投資を進めています。造成土地管理事業は、大口分譲減少により純利益が大幅減となりましたが、土地処分を進めて地域経済への貢献を図ります。

全体として、上水道事業の経営悪化が課題となっており、老朽化した施設の更新や、物価高騰による経費増加への対応が急務です。安定的な水道供給を維持するため、今後の水道料金改定も視野に入れた検討が不可欠となっています。
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水道料金の値上げ検討、ちょっと複雑な気持ちですね…。老朽化対策は本当に大切だし、安定供給のためには仕方ないのかなぁ…と思いつつ、家計への影響も気になります。でも、千葉県民として、将来も安心して使える水道が維持されるように、賢く考えていきたいですね! 明るい未来のために、みんなで協力していきましょう!

そうですね。若い世代の皆さんのご意見は、今後の検討において非常に重要です。水道料金の値上げは、誰もが望むものではありませんが、安全で安定した水道サービスを維持していくためには、現実的な選択肢の一つかもしれません。老朽化対策は喫緊の課題であり、将来世代のためにも、適切な投資が必要なのです。料金改定についても、市民の皆様に分かりやすく説明し、納得していただけるよう、最大限の努力をいたします。

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