埼玉県待機児童、前年比33人減！保育所整備と保育士確保で明るい未来へ

令和7年4月1日現在、埼玉県の保育所待機児童数は208人で、前年比33人の減少となりました。これは、就学前児童数の減少と認可保育所等の利用児童数の増加（前年比1,422人増）によるものです。

年齢別では、1歳児が全体の71.2％を占め、課題となっています。待機児童の減少に貢献した自治体として、白岡市と北本市が挙げられ、両市では認可保育所の開設や定員拡大などの施策により、20人以上の減少を達成しました。

待機児童数減少の背景には、家庭保育室等の利用増加や育児休業中の保護者数の減少なども含まれています。 しかし、依然として1歳児の待機児童が多いことから、埼玉県は小規模保育施設の整備を推進し、地域の実情に応じた保育環境の整備に努めています。

さらに、保育士確保のため、就職準備金貸付や宿舎借上補助、奨学金返済支援など、多角的な支援策を継続して実施しています。 待機児童問題の解決に向け、県は今後も保育環境の整備と保育士の確保に力を入れていく姿勢を示しています。 詳細は埼玉県ホームページをご確認ください。