脳卒中を防ぎ、健康寿命を延ばすために：静岡県民必見の情報

静岡県では脳卒中が主要な死亡原因となっており、特に県東部地域で死亡率が高い傾向にあります。脳卒中は脳血管の破裂や詰まりにより起こり、片麻痺や失語症などの後遺症が残る可能性も高く、介護が必要になるケースも多いのです。

主な危険因子は高血圧、糖尿病、脂質異常症、不整脈、慢性腎臓病、喫煙、多量飲酒など。75歳未満は血圧130/80mmHg未満、75歳以上は140/90mmHg未満を目標に、血圧管理が重要です。生活習慣の改善が予防に繋がります。

脳卒中の初期症状を覚えるために「FAST」を覚えておきましょう。「顔のまひ」「腕のまひ」「言葉の障害」のいずれかに該当したら、発症時刻を記録してすぐに119番通報を。

10月は「脳卒中月間」、10月29日は「世界脳卒中デー」です。静岡県内では、啓発イベントとしてブルーライトアップや講演会が開催されます。

脳卒中予防のため、生活習慣を見直し、健康寿命を延ばしましょう。詳細は静岡県健康福祉部医療局疾病対策課（054-221-2986）までお問い合わせください。 公益社団法人日本脳卒中協会のホームページもご参照ください。