胎内市議会定例会：未来への投資、安全・安心なまちづくり、そして地域活性化への挑戦

胎内市議会定例会では、市長が所信表明を行い、2期8年の市政運営を踏まえ、今後「市民協働」「選択と集中」「未来への投資」の基本理念のもと、洋上風力発電事業に象徴される新たな価値創造と魅力ある地域づくりを推進する方針を示しました。

主な施策として、自然災害の頻発化・激甚化に対応するための防災・減災対策の強化、人口減少・高齢化が進む地域コミュニティの維持・活性化支援、そして新たな産業・雇用創出が期待される洋上風力発電事業の推進が挙げられました。

教育分野では、小中学校の学びの環境整備を進め、中学校の統合に向けた準備を進めます。子育て支援では、「こども家庭センター」の開設や訪問支援事業の開始など、切れ目のない支援体制を構築します。

文化・芸術振興では、生涯学習施設整備や国指定史跡「城の山古墳」の公園化整備を進め、産業振興では、農業の振興と関係人口・交流人口の拡大を目指します。

市政報告では、8月・9月の大雨被害への対応、防災行政無線システムの進捗、地方創生に関する連携協定、子育て世帯訪問支援事業の開始、新型コロナウイルス感染症予防接種、渇水被害、胎内高原ビール園・ワインの利活用、中条小学校新校舎完成、中学校統合、生涯学習施設検討状況などが報告されました。