輪島塗箸の匠、地震と豪雨を乗り越え、東京ギフトショーへ！生涯使える「あなただけの一膳」を全国へ

能登半島地震と奥能登豪雨に見舞われた輪島塗箸の老舗、小山箸店。創業以来、天然漆へのこだわりを貫き、独自の箸専用乾燥装置「回転風呂」で高品質な箸を作り続けてきました。しかし、地震で装置が損傷、豪雨で木材在庫や機械が浸水するなど、大きな打撃を受けました。

それでも小山代表は、息子の俊治さんへの事業承継を進めながら、東京インターナショナル・ギフト・ショーへの出展を決意。 「元気な姿を見てもらいたい」と、被災からの復興を誓います。

小山箸店の箸は、1mm単位の太さ、1cm単位の長さ調整、様々な持ち手や箸先の形状など、高いカスタマイズ性で知られています。手の小さな子どもから高齢者まで、誰もが使いやすい「生涯使える一膳」を提供する、まさに職人技の結晶です。

地震と豪雨で生産体制は大きな影響を受けましたが、小山代表は「一人でも多くの方に、手にぴったりな箸を使って生涯食事を楽しんでもらいたい」という強い思いを胸に、伝統を守りながら未来へ向けて歩みを進めています。東京ギフトショーでは、その熱い想いと、こだわりの輪島塗箸を全国へ発信します。 ぜひ、小山箸店のブースを訪れて、匠の技と、復興への歩みを感じてください。