東京の緊急輸送道路、耐震化率94％達成！災害に強い都市へ前進

東京都は、2025年6月末時点の特定緊急輸送道路沿道建築物の耐震化状況を公表しました。 震災時の救急活動や物資輸送を確保するため、重要な幹線道路沿いの建物の耐震化は不可欠です。

東京都は「東京における緊急輸送道路沿道建築物の耐震化を推進する条例」に基づき、耐震化状況を「区間到達率」という指標で評価しています。これは、都県境から特定の区間まで到達できる確率を示すもので、2025年6月末時点の総合到達率は94.0％に達しました。これは、2024年12月末時点から0.2％の上昇です。

この数値は、令和元年12月末の91.1％から着実に上昇しており、東京都の耐震化推進策の成果を示しています。 詳細なデータは東京都耐震ポータルサイトで確認できます。 この取り組みは、「2050東京戦略」の都市の強靭化を推進する一環として行われています。 災害に強い東京の実現に向け、今後も耐震化の取り組みが継続されます。