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豚熱(CSF)の脅威と宮崎県の対策:野生イノシシから養豚農家を守るために

豚熱(CSF)は、豚やイノシシに感染する強い伝染力と高い致死率を持つウイルス性疾患です。治療法はなく、家畜伝染病予防法で指定されているため、感染拡大防止が喫緊の課題となっています。

2023年8月、九州で31年ぶりに豚熱が発生し、その後も野生イノシシへの感染拡大が続いています。宮崎県でも、野生イノシシでの感染が確認されており、養豚農家への感染リスクが高まっています。

感染拡大を防ぐため、宮崎県は様々な対策を実施しています。具体的には、野生動物の侵入防止対策(防護柵、防鳥ネットの設置)、農場での徹底的な消毒、豚導入時の隔離と健康観察、ワクチン接種、そして早期通報の徹底などを呼びかけています。

さらに、県は養豚農家へのワクチン接種を推進し、登録飼養衛生管理者による接種を可能とするため、研修会を開催しています。令和5年11月30日現在、県内の豚へのワクチン接種はほぼ完了しています。

一般市民への呼びかけとしては、山に入る際は靴や衣類の清掃、残飯の放置禁止、死亡したイノシシを発見した際の通報が重要です。豚熱は人には感染しないため、食肉への影響はありません。

宮崎県は、関係者との連携を強化し、豚熱のまん延防止に全力を挙げています。 最新情報は宮崎県農政水産部畜産局家畜防疫対策課防疫指導担当(0985-26-7139)までお問い合わせください。
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宮崎県での豚熱発生、ニュースで知りました。野生イノシシへの感染拡大が心配ですね…。でも、県がワクチン接種や徹底した消毒、情報発信など、様々な対策を講じていると聞いて、少し安心しました。私たち一般市民も、山に入る際は注意したり、もし死んでいるイノシシを見つけたら通報するなど、できることをしっかりしていきたいですね! 食肉への影響がないのも、ひとまず安心材料です。

そうですね。宮崎県の迅速な対応は頼もしい限りです。豚熱は人への感染はないとはいえ、養豚農家の方々にとっては大きな脅威ですよね。県が農家の方々へのサポート体制をしっかり整えているのは、本当に重要なことだと思います。市民一人ひとりが意識を高めて、感染拡大を防ぐために協力していくことが大切ですね。ご心配いただきありがとうございます。

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