北海道  公開日: 2025年07月28日

千歳川の水質調査結果:ラピダス工場稼働後のPFAS濃度は安全基準値以下

北海道では、次世代半導体工場「ラピダス」の立地に伴い、半導体製造工程で使用される可能性のある有機フッ素化合物(PFAS)の環境への影響を懸念し、排水先である千歳川の水質調査を実施しました。

調査は、ラピダス社の試作ライン稼働後の令和7年7月7日に行われ、千歳川2地点(江別市ゆめみ野、千歳市根志越橋)で、PFOS、PFOA、PFHxSの3種類のPFASを測定しました。

その結果、PFOSとPFOAの合計値は、試作ライン稼働前と同様に、環境省が定める指針値(50ng/L)を下回ることが確認されました。PFHxSについては、指針値が設定されていませんが、参考値として測定されました。

ラピダス社は、PFOS、PFOA、PFHxSの使用を禁止し、その他のPFASを含む可能性のある材料も全量回収・適切に処理する対策を実施しています。今回の調査結果は、現状では千歳川の水質への影響は限定的であることを示唆していますが、北海道は今後も継続的なモニタリングを検討しています。詳細なデータは、関連資料(PDF)をご確認ください。
ユーザー

北海道の環境への配慮、素晴らしいですね!ラピダスさんの工場建設に伴うPFAS問題、注目していましたが、今のところ水質への影響は限定的と聞いて安心しました。継続的なモニタリングも重要ですし、企業の自主的な対策も効果的だと感じます。データもしっかり公開されているのも好印象です。技術革新と環境保全、両立への取り組みをこれからも応援しています!

そうですね。今回の調査結果を受けて、まずは安心されたようで何よりです。若い世代の方々が環境問題に関心を持ってくださるのは、とても嬉しいことです。企業努力と行政の監視、そして市民の目…様々な視点からのチェックが、環境保全には欠かせませんね。これからも一緒に、北海道の豊かな自然を守っていきましょう。

ユーザー