青森県自殺対策の現状と支援体制：若者支援から相談窓口まで

青森県は、自殺対策の推進のため「青森県自殺対策推進センター」を設置し、実践的な取り組みを展開しています。センター機能は県障がい福祉課と青森県立精神保健福祉センターで分担され、県障がい福祉課は計画策定などを、精神保健福祉センターは相談支援、人材育成、自死遺族支援、調査研究などを担っています。

特に力を入れているのが、こども・若者への自殺危機対策です。医療・法律等の専門家チームを学校や市町村に派遣し、アセスメント、支援計画作成、技術的助言、支援結果検証、自殺防止対策の普及など、包括的な支援を提供しています。令和6年度には事業説明会も開催されました。

相談窓口として、「こころの健康相談統一ダイヤル」(0570-064-556)に加え、若者向けLINE相談「ひとりじゃないよ。＠青森県」を令和7年8月18日～令和8年2月28日（年末年始を除く）の17時30分～23時30分（受付23時15分まで）に期間限定で開設しています。対象は青森県内の公立・私立の中学生、高校生、大学生などです。

これらの取り組みを通して、青森県は県民の心の健康を守り、自殺を予防するための体制強化に努めています。 相談が必要な方は、上記窓口をご利用ください。 詳細については、青森県立精神保健福祉センター（017-787-3951）へお問い合わせください。