【朗報】棚倉町、放射性物質汚染重点調査地域指定解除へ！復興と風評被害払拭への大きな一歩

町民の皆様へ、放射性物質汚染対処特別措置法に基づき指定されていた棚倉町が、令和7年9月30日付けで国の指定解除となることが発表されました。

これは、平成23年の原発事故後、放射線量が高い地域として指定されたことからの長年の取り組みが実を結んだものです。棚倉町では、平成23年12月に除染実施計画を策定し、その後、除染対策事業を完了させ、除去土壌等の搬出も終えました。

指定解除の理由は、継続的なモニタリングにより、町内全域で指定解除の条件である「1時間あたり0.23マイクロシーベルト未満」が維持されていることが確認されたためです。また、町の復興が進んだことや、「風評被害の払拭」をアピールすることが重要であるという判断も背景にあります。

令和7年6月に実施された解除モニタリングでは、209箇所の調査で空間線量率の平均は1時間あたり0.09マイクロシーベルトとなり、基準値を大きく下回りました。この度の指定解除は、棚倉町の復興とさらなる発展に向けた重要な節目となります。