令和7年5月末までの佐賀県内の交通事故発生状況速報です。

全国では死者数が前年比で減少傾向にあるものの、佐賀県においても、人身事故は前年比で924件（-155件）、死亡事故は5件（-3件）、死者数も5人（-3人）と減少しました。負傷者数も1,194人（-218人）と大幅に減少しています。

しかし、物損事故は9,101件（+268件）と増加しており、油断はできません。

事故の特徴としては、高齢者が関係する事故が全体の約40％を占め、高齢者が第一原因者となる事故が多い点が懸念されます。また、追突事故が全体の41％を占めており、安全運転の徹底が求められます。時間帯別では、17時、8時、18時台に事故が多発しています。

国道での事故や前方不注意による事故も多く発生しているため、ドライバーは状況把握を徹底し、安全運転に心がける必要があります。

詳細なデータや分析は、令和7年交通安全ニュース6月号（PDF）をご確認ください。 バックナンバーについては、お問い合わせください。 交通事故の減少傾向は喜ばしいものの、高齢者ドライバーの安全運転、追突事故防止、時間帯別の注意喚起など、引き続き課題解決に向けた取り組みが必要です。