【臓器移植を知ろう】助けを待つ16,000人の命と、あなたの「意思」｜愛媛県臓器移植普及推進月間

臓器移植は、臓器の機能低下で治療法がない人と、死後に臓器提供の意思がある人を繋ぐ医療です。日本では年間約16,000人が移植を待つ一方、実際に移植を受けられるのは約600人にとどまっています。

脳死とは、脳幹を含む脳全体の機能が回復不能な状態を指します。植物状態とは異なります。

愛媛県では、臓器移植の推進と相談窓口として「臓器移植支援センター」を設置しています。移植を希望する方は、公益社団法人日本臓器移植ネットワークへの登録が必要です。

10月は臓器移植普及推進月間です。県では、意思表示カードの配布や、移植医療のシンボルカラーであるグリーンに施設をライトアップする「全国グリーンライトアッププロジェクト」などを実施し、臓器移植への理解と協力を呼びかけています。