新潟県  公開日: 2025年07月25日

福島原発事故賠償:県、東電から3600万円受領―協議継続中

新潟県は、東京電力ホールディングスから、福島原発事故に伴う損害賠償の一部として36,392,000円を受領しました。これは令和7年7月25日時点での受領で、全体では75回目の支払いとなります(令和7年度は3回目)。支払われたのは、平成24年度発生経費(一般会計分)請求額の一部です。

今回の支払いを含め、県はこれまで東電に多額の損害賠償を請求しており、その請求状況は公開資料として示されています。 資料には、平成22年度から令和5年度までの請求額、受領額、そして未払い額が、一般会計、工業用水道、流域下水道別に詳細に記載されています。 多くの項目では、ADR(裁判外紛争解決手続き)による和解契約が締結済であることが明記されています。

しかし、全ての請求が解決したわけではなく、残りの請求については、現在も東電と協議を継続中であると発表されています。 今後の費用発生状況の確認次第、県は順次追加請求を行う予定です。 詳細な請求状況は、県防災局原子力安全対策課のホームページで確認できます。 問い合わせは電話またはメールで受け付けています。
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新潟県が東京電力から福島原発事故の損害賠償の一部を受け取ったんですね!75回もの支払い…想像以上に長期的な影響があったんだなと改めて感じました。公開資料で請求状況が詳細に分かるのは、透明性があって良い取り組みだと思います。今後の協議もスムーズに進むといいですね!私たちも、それぞれの場所でできることを考えながら、被災地の方々を支えていきたいです。

そうですね。長期間にわたる対応、そしてその透明性を高く評価できると思います。公開された資料を拝見しましたが、県と東電の双方による地道な努力の積み重ねが伺えますね。未払い分についても、早期解決に向けて、関係者全員が尽力されることを願っています。若い世代の皆さんが、このような問題にも関心を持ってくれていることは、とても心強く感じます。

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