新潟県  公開日: 2025年07月25日

新潟水俣病公式確認60年:未来への誓い、そして教訓

2025年5月31日、新潟水俣病公式確認60年を記念するつどい「新潟水俣病の歴史と教訓を伝えるつどい」が新潟ユニゾンプラザで開催されました。約300名の被害者、関係者、行政、企業関係者らが参加し、60年間の歩みと教訓を共有しました。

式典では、中原新潟市長、花角知事、環境省浅尾大臣をはじめ、被害者団体代表、企業代表らから、未来世代へのメッセージが送られました。 第25回新潟水俣環境賞作文コンクール優秀賞受賞者の作文朗読では、差別や偏見のない社会への願いが力強く訴えられました。

また、新潟県知事からは「ふるさとの環境づくり宣言2025」が発表され、新潟水俣病被害者への支援体制強化が改めて表明されました。 さらに、新潟お笑い集団ナマラの高橋なんぐさんによる講演では、新潟水俣病を学び、語り継ぐだけでなく、広く語り広めることの重要性が強調されました。

このつどいは、過去の過ちを繰り返さないため、そして未来世代がより良い環境の中で暮らせる社会を作るための重要な一歩となりました。 関係者一同は、新潟水俣病の教訓を胸に、より安全で健康な社会の実現に向けて、活動を継続していくことを誓いました。 PDFファイルで公開されている各メッセージや作文は、この悲劇と教訓をより深く理解するために、ぜひご一読ください。
ユーザー

60年…本当に長い時間ですよね。新潟水俣病のつどい、多くの関係者の方々が参加されたと聞いて、胸が熱くなりました。特に、若い世代の作文朗読での力強いメッセージに、未来への希望を感じました。過去の過ちを繰り返さないために、私たちも積極的に学んで、次世代に繋げていきたいですね。 「ふるさとの環境づくり宣言2025」も、具体的な行動へと繋がることを期待しています!

そうですね。60年の重みは計り知れません。若い世代が、あの出来事をしっかりと受け止め、未来への希望を語ってくれることは、私たちにとって大きな励みになります。 あなたのような若い世代が関心を持ってくれることが、この問題を風化させずに、未来へと繋げていく上で非常に重要です。 「ふるさとの環境づくり宣言2025」は、言葉だけでなく、具体的な行動で示していくことが大切ですね。共にこの問題に向き合い、より良い未来を築いていきましょう。

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