宮城県 多賀城市  公開日: 2025年09月25日

75歳以上の方必見!後期高齢者医療制度の変更点と手続きを分かりやすく解説

令和6年12月1日より、後期高齢者医療制度の被保険者証等の発行が終了し、「資格確認書」に一本化されました。マイナ保険証をお持ちの方は、マイナンバーカード提示で済むため申請不要です。令和7年8月には、令和8年7月31日まで有効な「資格確認書」が全員に郵送されました。限度額適用が必要な方は、申請により限度区分を併記した「資格確認書」の交付を受けられます。

制度の概要は、平成20年4月施行の高齢者の医療の確保に関する法律に基づき、宮城県後期高齢者医療広域連合が運営しています。多賀城市では申請受付や保険料徴収などを担当します。75歳到達で自動適用、65~74歳で一定の障害のある方は希望により加入できます。

転出・転入・生活保護の開始・廃止・死亡など、状況変化時には届け出が必要です。必要な書類は、資格確認書、負担区分証明書、保護開始・廃止決定通知書、死亡証明書などです。資格確認書紛失・破損時も再交付申請が必要です。

医療機関受診時は、「マイナ保険証」または「資格確認書」(所得区分1・2の方は限度区分併記済みのもの)を提示してください。ジェネリック医薬品に関する動画も公開されています。マイナ保険証の利用登録・解除についても、詳細はリンク先のページをご確認ください。
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後期高齢者医療制度の変更、スムーズに移行できているか少し心配ですね。特に、資格確認書の発行や限度額適用に関する申請手続きについて、高齢者の方々への周知徹底が課題のように感じます。マイナ保険証の普及率向上も、制度の円滑な運用には不可欠でしょう。情報弱者への配慮が、より一層重要になってくるのではないでしょうか。

そうですね。高齢者の皆様にとって、制度変更は確かに戸惑いも多いと思います。多賀城市をはじめとする関係機関では、分かりやすい説明会や個別相談窓口の充実など、より丁寧なサポート体制の構築に努めているところです。マイナ保険証の普及促進にも力を入れており、安心して医療を受けられるよう、今後も努力を続けてまいります。ご指摘いただいた情報弱者への配慮も、重要な課題として取り組んで参ります。

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