熱中症を防ごう！症状別対処法と効果的な予防策

猛暑が続く中、熱中症による救急搬送が増加しています。熱中症は、軽度から重度まで症状が様々です。軽度のめまい、筋肉痛、多汗などは、涼しい場所で休息し、水分補給をすれば回復します。しかし、頭痛、吐き気、倦怠感などの中等症の場合は、自分で水分・塩分補給が困難であればすぐに医療機関を受診しましょう。意識障害、けいれん、高体温など重症の場合は、ただちに119番通報し、救急搬送が必要です。

熱中症予防には、こまめな水分補給が重要です。喉が渇いていなくても、こまめな水分補給を心がけましょう。特に、高齢者や子供は注意が必要です。彼らは暑さを自覚しにくい傾向があり、突然意識を失う可能性があります。

気温や湿度が高い日は、熱中症警戒アラートの発令状況を確認し、不要不急の外出を控えましょう。外出する際は、帽子や日傘、冷却グッズなどを活用し、こまめな休憩をとりましょう。室内では、エアコンを使用し、適切な温度・湿度管理を心がけ、ブラインドやカーテンなどで日差しを防ぐ工夫も有効です。

福島県内の熱中症救急搬送人員数は、令和7年も増加傾向にあります（詳細は、本文中のリンク先PDFを参照）。 熱中症は、適切な予防策によって防ぐことができます。 環境省の熱中症予防情報サイトや、福島県健康づくり推進課のホームページなどを参考に、熱中症対策を万全にしましょう。 ご自身の健康状態に気を配り、熱中症に警戒して、安全な夏を過ごしましょう。