江戸川区、障害者の就労支援を強化！希望に沿った働き方をサポートする新事業開始

江戸川区は10月より、障害のある方が希望や能力、適性に合った就労先や働き方を選択できるよう支援する「就労選択支援事業」を開始します。これは、全国で開始される新たな制度に基づくもので、就労系障害福祉サービス利用希望者や一般就労希望者を対象としています。

事業では、就労アセスメントを通して個人の能力や適性を評価。高校2年生を対象に、まず東京都指定の2事業所（江戸川区立障害者就労支援センター、就労移行支援事業所naturaプラス）で実施され、支援期間は原則1ヶ月です。

学校と事業所での5日間の作業アセスメントでは、授業見学や面談、軽作業などを行い、本人の希望や強みなどを多角的に評価。その結果を、本人、保護者、関係機関で共有し、アセスメントシートとして提供します。

今後は高校生だけでなく、社会人も対象に拡大予定です。区は、この事業が障害者の就労の可能性を広げると期待しています。