新富町令和5年度決算：4年連続黒字！健全な財政運営で未来へ

新富町の令和5年度一般会計決算は歳入145億9,457万6千円、歳出142億1,878万円で、実質収支3億3,607万8千円の黒字となりました。これは4年連続の黒字決算です。町債現在高は前年度比1億5,636万7千円減、積立基金現在高は2億9,401万8千円増と、財政状況は健全です。地方公共団体の財政健全化に関する法律に基づく健全化判断比率も健全な状態を示しています。

経常収支比率は86.1％、将来負担比率は3年連続で無しと、財政構造の弾力性も確認されました。町税収入は過去最高の16億8,678万9千円を達成。今後も無駄の排除、補助金等の適正化、歳入増加による財政健全化を推進し、財政調整基金の積み増しを図ります。

国の経済状況は、物価上昇や世界経済の動向に左右され、先行き不透明な要素も多いものの、政府は経済再生と財政健全化の両立を目指しています。新富町も、厳しい財政状況の中、町民福祉の向上と「子や孫たちが帰って来たくなる町」の実現に向けて、健全な財政運営を継続していくとしています。